ねんだんせいだんぱー(粘弾性ダンパー)の仕組みと選定。地震・振動を吸収する技術
粘弾性ダンパーは、粘弾性材料のヒステリシス減衰を利用した制震装置です。建築・機械分野で振動制御の主要技術として用いられます。
目次
粘弾性ダンパーの原理
粘弾性材料の特性
弾性(バネ的性質)と粘性(ダンパー的性質)を併せ持ち、変形時にエネルギーを熱として散逸します。アクリル系・ブチル系などが主流。
減衰特性
広い周波数帯域で減衰効果を発揮し、地震動から微振動までカバーできます。温度依存性があるため、設計時は使用温度範囲も考慮します。
実装例
建築の制震壁
パネル間に粘弾性ダンパーを配置し、地震動による層間変形を吸収。鉄骨・RC造の中高層ビルで広く採用されます。
精密機器の振動絶縁
光学装置・半導体製造装置などの微振動制御にも活用されます。
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